荒川区_東京初空襲の地
すみだ郷土文化資料館の常設展示「東京空襲の体験画」を観に行った事がある
その時、荒川区が東京初空襲の地であると恥ずかしながら初めて知った
初空襲は昭和17年4月18日
かつて尾久にあった軍需工場「旭電化工業」(現:㈱ADEKA)を
狙ったものだと言われているそうだ
今は尾久の原公園になっている場所だ
当時の旭電化工業の社長であった磯部愉一郎氏の特別寄稿、
「わが國金属マグネシウム工業の回顧」を読むと印象的な一文があった
『かく旭電化の金属マグネシウムの企画は元来塩素利用に始まり、
売捌きは輸出によるものとして発足したのに俄かに内地の軍需品化し、
後に旭電化は軍需工場に指定され、
終戦後我々は軍需会社の代表者として、軍部に協力したるの故を以て、
軍国主義者と認められ追放されることとなった
経緯を顧みるとき、運命の悪戯に呆然たらざるを得ない』
荒川ゆうネットアーカイブのHPには
当時の空襲体験者の方のお話が載せられている
2021年、戦後76年を迎える
戦争を語ってくださる方はどんどんいなくなっている
荒川区_ふるさと納税
「荒川区では令和元年に約5.5億円の住民税が
ふるさと納税によって失われる見込みです」(荒川区公式HPより)
ふるさと納税に関しては制度的な欠陥があり
近年では多くの問題点が取り上げられております。
「荒川区 ブログ」の検索上位に上がるブロガーの方々も
”生まれ育ったふるさと”でもない自治体に
ふるさと納税をすると記事内で公言しております。
個々人の良識に委ねるしかない問題ですので何とも言えませんが
一定の影響力がある方々がこういった事を記事に載せるのは
止めたほうが賢明かと個人的に思います(荒川区の為に)
地域活性化や地域愛を語り、マーキングやアフィリエイトに精を出し、
「(返礼品目的に)ふるさと納税をします」とブログで語る、
そのようなブロガーの方々が居住しているのが荒川区です。
面白いですね。
負_荒川区ブロガーの方々
荒川区の情報を提供されているブロガーの方は複数いる
記事を一通り拝読したが
どの方も「荒川区の情報を提供し"金儲けする"」というのが
第一の目的であるような印象を抱かずにいられない
特に荒川区に住んでいる夫婦の日常をイラスト入りで綴ったブログが目に余る
ドメインに含めている単語の軽薄さ、滑稽さに苦笑してしまった
勿論悪い事ではない
彼らの発信する情報を心待ちにする方や助けられている方も多いだろう
ただ、彼らは"荒川区内の情報で金儲け"はしても
荒川区の行財政に関しては何ら興味がないようだ
本人達に自覚は無いだろう
現代の感覚では普通の事なのかもしれない
こういった欺瞞に満ちた地元愛(とは言えないのかもしれない)を持つ方々にも
利用されるのが荒川区である
正_街なか花壇をお世話してくださる方々
荒川区、特に町屋は土地柄なのか、
駅前の古い木造家屋密集地帯の再開発が頓挫するなど諸問題を抱える地域だ
更にパチンコ店も多い
ただ、駅周辺を散歩していると花壇を目にする事が多い
景観を少しでも良くするため、放置自転車防止等の目的で
街中に花壇を設置し、花のお世話をしてくださっている方々がいる
しかし街なか花壇の周辺にはゴミが散乱している
また、花にいたずらをする人間もいるようだ
やはり土地柄か、草花を慈しむ心など持ち合わせない
町屋の住民にはそういう人間が多い印象だ
荒川区公式HPに「町屋駅前街なか花壇」について下記の記載がある
「場所柄いたずらやゴミ投棄が多く、他の花壇とは違った苦労がありますが、それでもお花を育てることを頑張っています」
頭が下がる思いだ
また、そういった意識の方々が存在するというだけで心が洗われる
自分も花壇にゴミが入っていたら拾うようにはしているが
微力にさえもならない本当に小さな行動だ
花壇のお世話をしてくださっている方々、いつも本当にありがとうございます